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活動報告

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【2023年度】活動レポート -住んでいる地域を知る‐

2024.3.14活動報告

株式会社nexusでは会社のサステナビリティ理念の一つとして『企業市民として地域社会へ貢献する』ことを掲げています。

その行動指針のもと、株式会社nexusが運営するmemorytree保育園では、子どもたち・保育士たちが自分たちの保育園がある地域の産業や文化を知るきっかけとして、地域の方のご協力のもと様々な地域活動を行っています。

■2023年度の取り組みの一部

・陶芸用粘土で絵の具づくり
 瀬戸焼に関して少しでも子どもたちに伝えられないかと美術館の方へ相談したところ、「陶芸用の土粘土ができるまでの過程を知るのはどうか』とご提案いただき実現。
 土を細かく砕き砂にし、水とボンドを使って絵の具を作りペイントをするまでの過程を保護者様と一緒に行いました。(詳しい記事はこちら

・常滑焼の焼き物体験
 陶芸家さんに園へお越しいただき実演と体験。子どもたちは土粘土を型取ったり丸めたりしてお茶碗を装飾しました。初めて見る道具に興味津々で、質問が止まらない子どもたち。陶芸家さんにアドバイスをいただきながら、世界にただ一つ自分だけのお茶碗が完成。出来上がったお茶碗は陶芸家さんにお願いして焼いていただきました。
 数か月後、焼き上がったお茶碗を使ったお茶会を開き、茶道を体験。
 一つの経験が他の行事とつながっていることを知る一つの機会ともなりました。(詳しい記事はこちら

・地域清掃活動への参加
 地域の連合会の活動の一環として、公園の清掃を子どもたちと参加。
 いつも使わせてもらっている地域の公園に落ちていたゴミや落ち葉をひろい、公共の場のルールも確認しました。(詳しい記事はこちら

・警察署や消防署への見学
 子どもたちにとっても身近な場所を見学。普段は見られないような緊急車両の中や消防士の服の試着など貴重な体験と共に、日々の生活で気を付けることなどを子どもたちに分かりやすくお話ししてくださいました。(実施の方法は園に来ていただいたり、見学させていただいたりと各署・各地域で異なります)

■活動の成果

子どもたちは活動後に感想を言い合ったり、お迎えに来た保護者様に嬉しそうにお話しをしたりしていました。中にはご家庭でお出かけをし通りかかったときに目にしたことで、ご家族の方へお話しをしたという子もいたそうです。
活動を計画した保育士にとっても、直接見て触れることにより、新たな発見とともに地域へ目を向ける機会にもなりました。

■まずは地域を知ること

保育園での活動が、子どもや保育士から伝わっていくことは、地域産業を改めて見つめなおし、守っていく取り組みの一つとなるのではないかと考えています。
そして、今後、私たちが何かを選択する際に役に立ったり、ふと思い出して起こす行動が直接的または間接的に地域へ戻り貢献できるのではないかとも考えます。

■最後に

2023年度も多くの方のご協力のもと活動を行うことができました。ご尽力をいただき誠にありがとうございました。
これからも、地域の方との交流を深めていくことで、地域産業や地域の伝統の発展につなげたいと考えています。今あるものへ目を向け大切にしていく機会をこれからも実現していきます。