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活動報告

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常滑焼~地域の伝統文化×SDGsの取り組み~

2023.6.19活動報告

株式会社nexusが運営するmemorytree保育園では、地域の伝統文化やそれぞれの地域の特色を生かした活動を日々の保育に取り入れています。
その活動の一つとして、日本有数の焼き物の町といわれる愛知県常滑市にある“memorytree飛香台保育園”では毎年『常滑焼』に触れる活動を行っています。

2022年度は、常滑市で子ども達に向けて常滑焼の制作指導などをされている方と交流を行い、そのなかで、
・焼き物を作る工程で一定数割れてしまう物が出る
・割れた陶器の破片がたくさん出て困っている
・植木鉢本体にもヒビがあり売り物にもならないものがある というお話を聞きました。

そこで、memorytree飛香台保育園では、ヒビがはいってしまい売り物にならない植木鉢を何かに使えないかと考え、“世界に一つだけのmemorytree飛香台保育園オリジナルの植木鉢”を子ども達と作りました。

ヒビのある植木鉢は常滑市の焼き物屋さんから安く提供していただきました。
植木鉢の上から陶器の破片を接着剤で接着し、周りには白いセメントを入れ固めました。

本来なら破棄されてしまう植木鉢が素敵に生まれ変わりました。

出来上がった植木鉢は、2022年度末に卒園を迎えた2歳児クラスの子ども達の手から、当時在園中の1歳児さん0歳児さんたちへプレゼントをしました。
2023年6月現在、受け継いだ植木鉢にお花の苗を植え、子ども達が大切に育てています。

指導員さん、焼き物屋さん、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。



2022年度以前の活動では、常滑焼の原材料となる土粘土を使い、クリスマスツリーのオーナメントを制作しツリーに飾りつけをしたり、お皿を制作し実際におやつの時間にお皿として使用し、おやつを食べたりしました。
常滑焼の制作を行うだけではなく、子ども達の目に留まり触れられる場所に飾り付けをすることや、実際にお皿として使用することで、子ども達にとって常滑焼に親しみや興味を持つきっかけにもなりました。

これからも、リデュース・リサイクル・リユースを心がけるなど、私たちにできるSDGsへの取り組みを進めてまいります。